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東京の交通ガイド:ノマドのための移動の基本【2026年版】

電車が着いた東京の地下鉄ホームで待つ乗客

東京でいちばん楽な移動手段は、電車と地下鉄です。支払いはSuicaやPasmoのICカードで、道順は乗換アプリに任せる。電車はほぼどこにでも行けて、本数が多く、時間に正確で、タクシーよりずっと安く済みます。

電車が届かないところはバスで、深夜はタクシーや配車アプリで。ICカードと乗換アプリさえ用意すれば、日本語ができなくても移動に困ることはまずありません。

東京で移動する一番いい方法は?

やっぱり電車と地下鉄です。路線が街じゅうに張りめぐらされていて、時間に正確、どのエリアにもたいてい駅があります。日中はほかの手段をほとんど使わない、というノマドが大半です。

東京には地下鉄が主に2社(東京メトロ・都営)あり、ほかにJRといくつもの私鉄が走っています。それでもICカードは1枚で全部に使えるので、どの会社の路線かを気にする必要はありません。

SuicaやPasmoは必要?

必要です。東京の移動でひとつだけ用意するなら、ICカードです。SuicaやPasmoはチャージして使う非接触カード(スマホに入れるモバイルSuica/Pasmoもあります)で、改札でタッチするだけ。

ほとんどの電車・地下鉄・バスで使えて、コンビニや自販機の支払いにも使えます。

iPhoneなら、Suicaはスマホに入れてしまうのがいちばん楽です。券売機を探さなくても、画面からチャージも残高確認もできます。iPhone 8以降ならAppleウォレットにSuicaを追加でき、JR東日本の訪日客向けアプリ「Welcome Suica Mobile」もiPhone専用です。Androidは事情が違います。モバイルSuicaはおサイフケータイ対応機種が前提で、これは日本向けの機能なので、海外で買ったAndroidならカードのSuicaやPasmoを使うつもりでいてください。スマホの準備は通信設定ガイドを参照してください。

カードのほうも、今は普通に買えます。無記名のSuicaとPasmoは在庫不足のためしばらく発売を止めていましたが、2025年3月1日に再開しているので、「買えない」と書いた古い情報は当てになりません。Welcome Suicaはこれとは別の短期滞在者向けカードで、使えるのは購入日から28日間。iPhoneなら、アプリ「Welcome Suica Mobile」で180日間使えるSuicaを発行できます。

到着した日:空港でカードを用意する

スマホにSuicaを入れられないなら、都心へ向かう電車に乗る前に、空港でカードを手に入れておきましょう。

  • 滞在が4週間以内なら、訪日客向けのカードで足ります。Welcome SuicaもTOURIST PASMOもデポジットは不要で、使えるのは購入日から28日間。ただしTOURIST PASMOに残ったお金は払い戻されないので、使い切れる分だけ入れてください。
  • 羽田空港では、第1・第2ターミナル駅の改札にある訪日客向けの券売機と、第3ターミナル駅2階到着ロビーの改札横にある京急ツーリストインフォメーションセンターでTOURIST PASMOを売っています。PASMOの案内では、ここはクレジットカードで買えます。
  • 成田空港では、第1・第2ターミナル駅の京成の案内所(SKYLINER & KEISEI INFORMATION CENTER)でTOURIST PASMOを売っています。2,000円のカードのみです。
  • もっと長く滞在するなら、普通のSuicaやPASMO、またはiPhoneならWelcome Suica Mobile(180日間)。普通のSuicaは価格に500円のデポジットが含まれます。帰るときにJR東日本の駅で返せば、デポジットと、残高から手数料220円を引いた額が戻ります。

初日につまずきやすいのは次の3つです。

  • 駅の券売機でのチャージは現金のみ(カードのSuicaの場合)。500円から1万円の単位で入れられ、残高の上限は2万円です。円の紙幣を少し持っておきましょう。
  • ICカードで払えるのは運賃だけ。 特急・急行やグリーン車は、乗る前に別の券を買います。
  • ICカードはエリアの中でしか使えません。 たとえば東京で入場して仙台で出る、という使い方はできません。エリアをまたぐ移動はきっぷを買います。

どの交通手段を使う?

手段向いている場面補足
地下鉄・JR日常の移動速く頻繁で最安。ICカードでタッチ
バス電車が届かない所同じICカード。やや遅い
タクシーアプリ(GO、Uber)深夜・荷物あり最も高い。終電後に便利
シェアサイクル(LUUP等)短距離安く、ポートも多い

電車は深夜0時頃で終わります。遅くなる日は終電を気にしておくか、タクシー代を用意しておきましょう。

東京の交通を楽にするアプリは?

乗換アプリは欠かせません。Google Mapsでも使えますし、Japan Travel by NAVITIMEのような日本の乗換アプリなら、リアルタイムの遅延、ホーム番号、最安・最速のルート、わかりやすい乗換案内まで英語で見られます。

行き先を入れれば、乗る路線もホームも出口も教えてくれます。東京の巨大な駅でも、ほとんど迷わなくなります。

地元のように移動するコツ

  • 出口を把握する。 新宿のような大きな駅には出口が数十もあります。アプリの出口番号どおりに出れば、歩く距離がぐっと減ります。
  • ラッシュを避ける(目安7:30-9:00、17:30-19:00)。この時間帯の電車は本当に混みます。
  • エスカレーターでは手すりにつかまり、歩かず立ち止まる。 列車には降りる人を先に通してから乗る。
  • ICカードの残高は切らさない。 足りないと改札で止められます。
  • 車内は静かに。 通話や大きな声での会話は控えましょう。

よくある質問

東京の移動にJRパスは必要? 不要です。

JRパスは都市から都市への長距離移動のためのものです。東京の中を動くなら、SuicaやPasmoのICカードで十分です。

Suicaは東京の全電車・バスで使える? 使えます。

東京メトロ、都営、JR、私鉄、ほとんどのバスで同じ1枚が使えるので、紙のきっぷを買うことはほとんどありません。

東京の電車は何時まで? 多くの路線は深夜0時頃まで運行し、朝5時頃に再開します。

終電を逃したら、タクシーか配車アプリに頼ることになります。