日本でのお金と銀行:デジタルノマド向けガイド【2026年】
日本では、現金も少し持ちつつ、使えるところではキャッシュレスで払うのがいちばん楽です。都市部なら主要なカードや交通系IC(Suicaなど)はたいてい使えますが、小さな店や一部のクリニックには、いまも現金しか使えないところがあります。
海外のカードで現金を下ろすなら、セブン-イレブン(セブン銀行)かゆうちょ銀行のATMが確実です。ほとんどの海外カードに対応していて、英語の画面もあります。短期の滞在なら、日本の銀行口座はまず要りません。海外のカード、ATMでの引き出し、交通系ICがあれば、日々の暮らしは回ります。
日本では現金がまだ重要?
重要です。キャッシュレス化はかなり進みましたが、現金の出番はまだまだあります。
小さな飲食店や昔ながらの店、一部のクリニックやサービスでは、現金しか受け付けないことがあります。いつも少しは円を持っておいて、どこでもカードが使えるとは思わないでください。
大手チェーンや観光地を離れると、特にそうです。小銭もしょっちゅう使うので、小銭入れがあると便利です。
カードとキャッシュレス決済
都市部では、キャッシュレスで払える場所がすっかり増えました。主要なクレジットカードやデビットカードは、チェーン店、百貨店、ホテル、多くの飲食店で使えます。
Suicaのような交通系ICは、コンビニや自販機の支払いにもそのまま使えます。iPhoneなら、JR東日本の訪日客向けアプリ「Welcome Suica Mobile」でApple WalletにSuicaを入れられるので、カードを買わずに済むこともあります(iPhoneのみ)。PayPayや楽天ペイなどのQR決済も人気で、ポイント還元もよくありますが、しっかり使うには日本の銀行口座や国内での設定が必要なものが多いです。
短期滞在のノマドなら、たいていは海外のカードと交通系ICの組み合わせで足ります。
海外カードが使えるATMは?
海外のカードで現金を下ろすなら、コンビニのATM、なかでもセブン-イレブンのセブン銀行と、ゆうちょ銀行がいちばん確実です。ほとんどの海外カードに対応していて、英語の画面もあります。ローソンにあるローソン銀行のATMや、ファミリーマートやドン・キホーテにあるイーネットのATMでも海外発行のカードが使えるので、だいたいどこのコンビニでも大丈夫です。手数料はATM側がカードのブランドごとに決めていて、そこにカード会社の手数料が上乗せされます。
銀行の支店にあるATMは海外カードに対応していないことが多いので、現金が必要になったらコンビニへ行きましょう。
日本の銀行口座は必要?
短期の滞在なら、まず要りません。海外のカード、ATMでの引き出し、交通系ICで日々のことは足ります。
日本の口座があると助かるのは、長く滞在するとき、家賃や光熱費を払うとき、国内で収入を受け取るとき、QR決済アプリをしっかり使いたいときです。ただ、口座を作るにはふつう在留カードと住所が必要なので、観光客には作れません。デジタルノマドビザでも同じです。ノマドビザでは在留カードが出ないので、日本の銀行口座は作れないものと考えて、海外のカードとWiseのような外貨口座で滞在中のお金を回せるようにしておいてください。
ゆうちょ銀行は外国人居住者でも口座を作りやすいとよく言われますが、ここでも在留カードを見せる必要があり、入国時に決まった在留期間が3か月以下の人は口座を作れません。
お金まわりのコツ
- 外貨の手数料を抑えるには、マルチカレンシー対応や手数料の安いトラベルカードを。現金を下ろす前に、自分のカードのATM手数料も確認しておきましょう。
- WiseやRevolutは、円をそのまま持っておけて両替レートも良心的なので、ノマドに人気です。
- 現金しか使えない場面に備えて、いくらか現金を手元に。
- カードやアプリにまたがった支出をこまめに確認しておくと、為替で「あれ、思ったより高い」とならずに済みます。
使い勝手のいいカードが1〜2枚、交通系IC、それに少しの現金。これだけそろえば、日本でお金のことで悩むことはほとんどなくなります。ただ、長く滞在するなら税金の話がややこしくなることがあります。日本で課税されるかどうかは、居住者に当たるか、所得がどこで生じたか、母国との租税条約で決まります。まずは国税庁の「居住者と非居住者の区分」と「国内源泉所得の範囲」に目を通し、自分の場合にどうなるかは税理士に見てもらうのが確実です。滞在そのものの条件はデジタルノマドビザのガイドを見てください。
よくある質問
日本で海外のクレジットカードは使える? チェーン店、ホテル、多くの飲食店で使えます。ただ、小さな店や一部のサービスは現金のみなので、現金も持っておいてください。
日本でどのATMが海外カードに対応? 海外カードでいちばん確実なのは、セブン-イレブン(セブン銀行)とゆうちょ銀行のATMです。英語の画面もあります。ローソン銀行やイーネット(ファミリーマート、ドン・キホーテ)のATMでも、海外発行のカードが使えます。
デジタルノマドに日本の銀行口座は必要? 短期なら要りません。
日本の口座が役に立つのは、主に長期の滞在、家賃の支払い、国内での収入の受け取り、QR決済アプリをしっかり使いたいときです。作るにはふつう在留カードが必要で、デジタルノマドビザでは在留カードが出ません。口座は作れないものと考えておいてください。