品川でリモートワーク|新幹線と羽田に近い拠点
品川は、あちこちへ移動したい人にはぴったりで、ぶらぶら街歩きをしたい人にはちょっと物足りない街です。
この街の話は、ほぼそれで終わりです。新幹線と空港への路線を中心にできた駅で、まわりはオフィス街。夕方の帰宅ラッシュが過ぎると、あっという間に人がいなくなります。
歩いてすぐ好きになるような街ではありません。でも、気づけば頼りにしているリモートワーカーは多いんです。
駅そのものがオフィス街

品川駅には東海道新幹線が停まります。ここを拠点にすれば、京都や大阪方面へ出るときの移動時間がしっかり縮まります。
羽田空港へ向かう京急線も、ここから乗り換えなしで速く行けます。短い滞在でも、宿を予約する前に羽田・成田レイオーバーガイドを読んでおくと役に立ちます。
駅の東側には、ガラス張りのビルと企業のロビーが並びます。住む人のための街というより、打ち合わせの合間に立ち寄る人のための街です。
チェーンのカフェはたくさんあって、Wi-Fiも速くて安定しています。ただ、平日のランチどきはかなりにぎやかです。
品川は観光で訪れる街ではありません。この駅を軸に、滞在を組み立てる街です。
港南、水辺の静かなオフィス街
駅の東側、屋根付きの通路を抜けると港南です。運河沿いに、新しいオフィスビルやマンションが並んでいます。
静かさにも種類がありますが、ここは歩道が広くて観光客がほとんどいない、そういう静かさ。運河沿いの遊歩道は、通話の合間に少し歩くのにちょうどいいです。
ビルの1階のカフェはオフィスで働く人向けの店が多く、平日は遅くまで開いていてWi-Fiもしっかりしています。週末はがらんとしています。
カフェよりコワーキングがいいなら、東京のコワーキングスペースガイドもあわせて見てみてください。大手のなかには、品川や港南のあたりに拠点を置いているところもあります。
天王洲アイル:品川のいちばんの穴場

港南の南、運河を歩いて渡るか、大崎からりんかい線で数駅。天王洲アイルは、もともと倉庫街だった場所に、ギャラリーやデザイン事務所、運河に面したカフェが並ぶようになったエリアです。
半日あればひとまわりできる広さで、運河沿いのテーブルでノートPCを開いていても、誰も気にしません。
品川のなかでいちばんオフィス街っぽくなくて、ゆっくりした朝を楽しめる場所です。
御殿山と旧東海道

駅の西側、ホテルが並ぶ先にあるのが御殿山。古い桜の木がある、小さな丘の公園です。
そこから南へ、北品川のほうへ歩くと旧東海道に出ます。江戸を出て最初の宿場町だった品川宿の名残が、青物横丁のほうまでぽつぽつと続いています。
古い店構えや小さな神社が、新しいビルにはさまれて残っている。ちょっと不思議な眺めです。駅ができるずっと前から、ここがちゃんとした町だったことがわかるので、少し歩いてみると面白いですよ。
品川に滞在する
泊まる場所はビジネスホテルが中心です。仕事をしながらの滞在なら、これは案外悪くありません。
ビジネスホテルはデスクをきちんと考えてつくってあることが多く、このあたりには格安チェーンから大手の外資系ブランドまでたくさんあります。
ただ、料金は近くの会場で大きなイベントがあるときや、旅行シーズンによってかなり上下します。
長めに滞在するか、ホテルにするかで迷っているなら、マンスリーマンション・シェアハウスガイドが判断の参考になるはずです。
品川が向いているのは、こんな人
滞在中にどこかへ移動する予定がある人には、品川はかなり使える拠点です。途中で関西へ行く、早朝の便で羽田から飛ぶ、近くのビルで打ち合わせがある、といった人です。
街に求めるのが便利さなら合います。街そのものの魅力を求めるなら、ほかを探したほうがいいでしょう。
東京らしい楽しさは、玄関を出てすぐではなく、電車で少し行った先にあります。
よくある質問
品川はデジタルノマドにとって良い拠点ですか? 新幹線と羽田に出やすいので、短い滞在や、移動の多い滞在には向いています。カフェや街歩きを楽しみながら長く住むなら、このサイトで紹介しているほかのエリアのほうが合うはずです。
品川から羽田空港までどのくらいかかりますか? 京急線の直通で、だいたい20分かかりません。早朝や深夜のフライトがある人には、かなり便利な拠点のひとつです。
品川駅の近くで静かに作業できる場所はありますか? 少し南の天王洲アイルがいちばん落ち着いています。平日なら、港南の運河沿いのカフェもおすすめです。